明星大学理科教育法3(PG3060) 1、2単位 合格レポート

閲覧数1,768
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    明星大学 理科教育法3の1、2単位目の合格レポートです。2017年に提出して合格したものです。
    参考文献:若い先生のための理科教育概論 著者:畑中著 東洋館出版社
    ぜひ参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    明星大学 理科教育法3 1単位目

    (1) 第二次世界大戦後の日本の理科教育は、大きく7つの時期に分けることができる。それぞれの時期について説明する。

     まず、最初の時期は1945年~1950年代である。理科教育にとっては混乱の時代であり、明確な指針がないまま、黒塗り教科書を使った授業が行われた。しかし、新しい学校制度の移行に伴い、学習指導要項が発表されて、新しい理科教育の方向が示された。当時の貧しい日常生活の改善につながる実用的な理科として受け入れられたが、生活単元学習について様々な問題点が指摘され、より系統だった知識の伝達を求める声が高まった。

    二つ目の時期は、1960年代である。生活単元学習の反省に立って、系統的な知識の伝達を中心とした系統学習の考えが提唱された。この時代の理科の教科書を見ると、現在のものと比べると、厚みがあって、一字一句しっかり読めば、生徒が自分で学習できるような編集である。しかし、高度成長の時代に入り、理科で扱う科学の情報量は飛躍的に増大し、限られた時間、限られたカリキュラムの中では対応できないということが問題化された。

    三つ目の時期は1970年代であり...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。