肢体不自由者の指導法(1単位目)2017年度

閲覧数1,660
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    知的障害者の生理・病理(1単位目)2017年度
    明星大学 通信教育特別支援学校教員コースの必修です。 一発合格をしたレポートになります。参考にどうぞ。
    2017年の最新版になります。 
    〈出典〉 西川公司、川間健之介編著『肢体不自由児の教育』、財団法人放送大学教育振興会、2015年

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    肢体不自由者の指導法 

    肢体不自由とは、「医学的には、発生原因のいかんを問わず、四肢体幹に永続的な障害があるものを、肢体不自由という」としている。ここで、四肢とは肩関節から手先の先端に至る部分、下肢とは股関節から足指の先端に至る部分、そして、体幹は脊椎を中軸とした上半身の支柱部分のことである。肢体不自由の児童生徒にとって、座位や立位さえも困難に感じることが多く、学習の際には姿勢や認知の程度に合わせて指導・支援をする必要がある。このレポートでは、肢体不自由の児童生徒の学習上の困難を把握し、学習時の姿勢や認知の特性に応じた指導方法はどのようにあるべきなのか、具体例を挙げて述べていきたい。

    はじめに、肢体不自由児の学習上の困難として大きく3点あげることができる。1点目に、「身体的な困難」である。肢体不自由の児童生徒は、脳障害や筋神経疾患などが原因で体が不自由であり、寝返りや座位など自分で動くこともできる児童生徒もいれば、職員が動かさないと動くことができない児童生徒もいる。動くことができる児童生徒に関しては、転倒や事故のないように教師は留意する必要があり、動くことができない児童生徒に関して...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。