日大通信 イギリス文学史Ⅱ 分冊1

閲覧数2,729
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    平成29・30年度 イギリス文学史Ⅱ 分冊Ⅰの合格レポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    平成29・30年度 報告課題
    次の中から一問を選択し、番号に必ず〇印をつけて答えなさい。論述は日本語で、固有名詞と作品名は英語で書き、作品名には下線を引くこと。
    4 第二次大戦以降のイギリス文学の特徴を述べなさい。その際に、代表的な作家を5名以上挙げること。
    【参考文献】

    『イギリス文学入門』 石塚久郎、大久保譲、西能史、松本朗  三修社
    第二次世界大戦によってイギリス社会が被った打撃はきわめて深刻なものであったが、文学においては良い方向へと変貌を遂げた。イギリスは1960年代に大量に移民を受け入れて以来、多文化国家となり、文学にもその影響は如実に現れている。

    この時期にまず目につくのは、大戦以前から活躍 を続ける2人のカトリック作家、Graham GreeneとArthur Evelyn St. John Waughである。グリーンは極限状況を通じて神を求める人間の姿を巧みな筋立てで描き、 ウォーは徹底的に突き放したドライな風刺を武器に人間の暗黒面をえぐり出してみせた。一見非宗教的な人物が神を求める姿を描くグリーンにも、反俗的貴族趣 味の高みから風刺の鞭を振るうウォーにも、大戦後...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。