中央大学法学部通信教育課程 個別的労働法 2017年度第1課題 合格レポート(A評価)

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    労働法2(保護法) 第1課題 B17A 2017年度

    原告Xは、Y社と平成9年12月1日から平成20年12月までの間、1か月から3ヶ月の有

    期雇用契約の締結と更新を繰り返し、Y社の業務に従事してきた。平成20年11月に、Xと

    Y社は、同年11月15日から同年12月14日までを契約期間とする最後の有期雇用契約を締結

    した(以下「本件有期雇用契約」)。本件有期雇用契約には、「本契約は平成20年11月15日

    から同年12月14日までとし、期間の満了を以て終了とし、契約更新はしないものとする。」

    と規定されていた。Xは「契約更新はしない」旨の記載が気になり、期間契約社員対象の

    説明会で契約更新の有無について確認したところ、Y社は、「契約書にはそのように記載

    しているが、契約更新の可能性もあるので頑張って働いて欲しい」と説明した。Xは、平

    成20年12月14日に、有期雇用契約期間の終了を理由に雇止めされた(以下「本件雇止め」)。

    XはY社に対してどのような請求をすることができるだろうか。

    [回答案]

    1 契約労働者の意義

    有期雇用契約とは期間定めのある労働契約であり、形...

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