平成29・30年度 日大通信 国際金融論 分冊1 合格レポート

閲覧数3,275
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    平成29・30年度報告課題のレポートになります。
    参考文献:日本大学通信教育部指定テキスト S31200 国際金融論 宅和公志・山倉和紀 編

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    Page 10

    Page 10

     為替リスクについて

     1.はじめに

     19 73年にスミソニアン体制から変動為替相場へ移行して以来、為替レートは市場の需給により日々変化している。ビジネスにおいて輸出入に関わる企業にとって、為替レートの変動は損益に関わる重大な事項である。また外貨建債券で運用を行っている証券会社や生命保険会社も、運用利回りに影響を受けることになる。このように為替レートが刻々と変動する状況において、そのリスクをどのように考えるべきなのか、どのように向き合って期待収益への影響を抑えて行けば良いのかが重要になる。

     本リポートでは、為替リスクについて、その定義や分類を整理した上で、変動為替レートに伴うリスクを具体的に考えてみる。

     2.為替リスクとエクスポージャー

     為替リスクとは何を意味するものなのかについて、整理する。ここで言うリスクとは、将来に対する収益の不確実性、すなわち収益を得られるかもしれないし、損失を被るかもしれない、そのブレ幅を指している。そして為替におけるリスクを為替リスクと呼称することとする。具体的には、100ドルの商品を購入・輸入して代金を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。