平成29・30年度 日大通信 広告論 分冊2 合格レポート

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    資料紹介

    平成29・30年度報告課題のレポートになります。
    参考文献:ブランド・コミュニケーションと広告 雨宮史卓 著 2016年12月 初版2刷

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     コモディティ製品のブランド化と広告

     1.はじめに

     私たちが日常生活で消費している日用品、例えばティッシュペー、洗剤、調味料などを購入する際、特別なこだわりがなければ販売価格が決め手となることが多い。このような特徴を持つ製品をコモディティ製品と呼び、ケビン・レーン・ケラーは、「コモディティとは、きわめて基本的であるために消費者の心の中で物理的に差別化できない製品のことである。しかし、各製品カテゴリーで消費者が意味ある差異を確認するとブランド化される可能性がある」と述べている。

     本リポートでは、コモディティ製品の特徴を整理した上で、消費者がブランドよりも価格で選択することについて考える。またコモディティ製品がブランド化するために必要な広告の役割について考察する。

     2.コモディティ製品の特徴

     コモディティ製品の特徴は次のように分類できる。

     ①頻繁かつ規則的に購入される日常必需品

     洗剤やトイレットペーパーなど、日常の生活において一定のペースで消費、購入する商品である。

     ②恒常的な需要がある

     生活必需品であるがゆえに供給側にと...

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