創価大学日本経済論1

閲覧数1,222
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「わが国の所得格差の現状と貧困問題について」2000字で論じています。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【日本経済論 第1課題】

    わが国の所得格差の現状と貧困の問題について論じなさい。
     わが国では、所得格差が拡大していると言われる。実際の客観的な状況はどのようになっているのだろうか。所得格差を示す代表的な数値として、ジニ係数がある。厚生労働省の所得再分配調査によるジニ係数は、次のように求める。まず、世帯を所得の低い順に並べて、世帯数の累積比率を横軸に、所得額の累積比率を縦軸にとってグラフを書く(ローレンツ曲線)。全世帯の所得が同一であれば、ローレンツ曲線は原点を通る傾斜45度の直線に一致することになる(均等分布線)。ジニ係数は、ローレンツ曲線と均等分布線とで囲まれる弓形の面積が、均等分布線より下の三角形部分の面積に対する比率をいう。ゼロに近づくほど平等、一に近づくほど不平等な所得分布になっていることを示す。

     わが国の当初所得のジニ係数は、1980年代以降、拡大基調である。1980年の0.3941から、2002年には0.4983、2005年には0.5263、2008年には0.5318、2011年には0.5536、そして最新の統計である2014年には0.5704にまで拡大している。し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。