日大通信_商法2分冊1(合格レポート)

閲覧数1,616
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日大通信 商法 2(分冊2)の合格レポートです。
    レポート作成の参考にご利用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    問い 株主総会の決議の瑕疵について論ぜよ。
    株主総会の決議の瑕疵

    株主総会の決議に手続上または内容上の瑕疵がある場合には、そのような決議は違法な決議であって、その決議の効力をそのまま認めることはできない。しかし、決議が有効かどうかは会社・株主・取締役等多数の者の利害に影響を与えるので、これを一般原則による処理にゆだねることは法的安定性を害し妥当ではなく、法律関係を画一的に確定し、瑕疵の主張をできるだけ制限することが望ましい。そこで、会社法は、決議取り消しの訴え(831条)、

    決議不存在の確認の訴え(830条1項)、決議無効の確認の訴え(830条2項)を規定し、決議の取り消しまたは不存在・無効確認の判決には対世的効力を認め(838条)、また、取り消しの訴えについては提訴権者(原告適格)と提訴期間を制限している。
    決議取消しの訴え

    訴えの性質

     取消しの訴えは形成訴訟であり、決議は取消判決の確定によって無効になるが、それまでは一応有効に存在し、また、提訴期間が経過すれば瑕疵は治癒され、もはやその効力は争えない。このような限定は、取消事由は決議不存在や決議内容の法令違反のような重大な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。