PB2130 初等算数科教育法2単位目 2016年度~

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    資料紹介

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    2単位目

    評価:合格

    講評:課題に答えることができました。
    <①「図形」領域について、今日的課題を概観し、その目標や指導の系統を踏まえた上で、「数学的リテラシー」を育むための教材を一つ考案しなさい。>
    「図形」領域は、幾何学に属する。そして、現在の日本の小学校算数科の図形領域は、ユーグリット幾何が主な基礎となっている。その理由として、図形の指導は、子どもに基礎的な図形の性質を理解させることに加え、前提をもとに演繹によって論証を進める思考の方法を理解させることができるためである。指導は、「図形の正しい概念の形成」「空間の認識の仕方の理解」「数学の体系の理解」「筋道を立てた明確な思考・表現」ができるようにすることが重要である。

    学習指導要領の図形領域で示されたねらいは、①平面図形と立体図形の意味や性質を理解すること、②図形への感覚が豊かになるようにする、③図形の性質を見いだす・説明する過程で数学的に考える力や表現する力を育てる、である。教師は、この達成のため、学習活動の分析や内容の取り上げ方・順序など、十分に考えて授業を行う必要がある。

    近年は、PISA調査やTIMSSの結果から、...

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