聖徳 通信 心理学研究法 第1課題 評価A 合格レポート

閲覧数4,734
ダウンロード数44
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【評価】A (合格レポート)

    文末に参考文献を記載してあります。

    (書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)

    課題名:
    心理学の研究で補助仮説が重要である理由と、補助仮説を設定するときに注意するべき点について解説しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題
     心理学は、人の精神の働きについて、事実を明らかにし、その事実を研究・解明しようとする科学である。人の精神の働きを研究者の直観で正確に捉えることは難しいことであるが、科学的に説明すること、主に現実に起きている事柄の原因と結果の因果的な説明(因果関係の説明)を明らかにすることが、人の精神の働きをより正確に捉えるための努力であり、心理学研究における実証の目的なのである。その実証の中での因果関係を見極めるために、「原因Xがあるとき、結果Yが起きる」といった仮説を立てて推論をする、仮説演繹法を用いた実証的な研究を行うのだが、ある研究の結果から仮説の当否について判断を下すときには、「その研究で用いた具体的な手続きは、仮説のなかの抽象的な変数に正しく対応している」という前提が必要になる。この前提を「補助仮説」という。心理学の研究において補助仮説は重要なものとなるのだが、その理由として、「研究においての変数は抽象的な観念なので、常に具体的な手続きと一対一に対応しているわけではない。したがって、補助仮説は間違っている可能性も出てくる。そうすると、実証的な研究から正しい結論を導き出せ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。