中央大学法学部通信教育課程 外国法概論1 2018年度 2017年度 第1課題 合格レポート

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    中央大学法学部通信教育課程 外国法概論1 2016年度・2017年度共通 第1課題 合格レポートです。A判定でした。【課題】判例法主義と先例拘束性の原理との関係について論じなさい。ただし、レポートは次の項目立てでまとめなさい。(1)判例法主義とは何か(2)先例拘束性の原理とは何か(3)先例拘束性の原理の確立(4)先例拘束性の原理のもとでの法の発展(5)1966年の貴族院声明

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    1.判例法主義とは何か
    判例法主義とは、具体的事件における裁判
    所の判決に法的拘束力を認め、それを第一次的な法源とする法体系である。
    判例法主義は英米法系の国々で採用されており、制定法主義を採る大陸
    法系と対比される。前者では後者における基本法典、いわゆる六法全書の
    ように法の主要領域をカヴァーする法典は見られない。判例法主義のもと
    でも制定法は存在するが、それは個別の事項を対象としたものであり、制
    定法によって法の一般原則が規律されることはない。制定法はあくまでも
    判例法を修正・補充するものであり、法体系の基幹をなすのは判例法なの
    である。
    ところで、判決とはそもそも具体的事件において提起されている問題に
    対する裁判所の法的判断であり、その効力が及ぶ範囲は当該事件に限定さ
    れるものである。他方で、判例法主義のもとではひとつの判決が当該事件
    に限らず、その後における同種の事件に対しても効力を有する判例となる。
    このような拘束力が認められる「判例の権威」とはいかなる根拠に基づく
    ものであるのか、以下、検討する。
    2.先例拘束性の原理とは何か
    判例に権威、すなわち法規範としての..

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