73歴史第1課題

閲覧数1,898
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「邪馬台国論争」について概説書を一冊以上読み、「畿内説」と「九州説」それぞれの根拠をあげ、最後にあなたの主張も述べなさい。

    タグ

    創価大学歴史日本中国地域韓国問題記録

    代表キーワード

    創価大学歴史

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「邪馬台国論争」について概説書を一冊以上読み、「畿内説」と「九州説」それぞれの根拠をあげ、最後にあなたの主張も述べなさい。
    『魏志』倭人伝は中国の魏・呉・蜀の三国が滅んだあとの晋の時代に、陳寿によって編纂され、3世紀後半に成立した。陳寿は魏からわが国への使者の記録などをもとに「東夷伝倭人条」を書いたが、その信憑性は高い。しかし使者の記録だけではなく、陳寿の倭に対する考え方も記されていて、倭は九州にあったと限定していた可能性がある。『魏志』倭人伝をもとに邪馬台国の九州説、畿内説を論じる際、まずこの点に問題点がある。
     さらに、魏の使者は邪馬台国までしか来ていないため、『魏志』倭人伝から得られる情報は倭の国のすべてではなく、朝貢関係があったクニだけを倭とするなら、日本列島には倭国以外にもたくさんクニが存在したことにもなる。畿内説をとった場合、畿内にあったクニについても書いておかなければならない。「投馬国」をツマノクニと読んでイヅモノクニ、出雲国としたり、畿内説の山陽道経由説をとれば、岡山に存在していた吉備のクニについて触れられていないことも問題である。
     行程は「倭人は帯方の東南大海の中に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。