障害者福祉論【科目修了試験①~⑥】

閲覧数2,428
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    設題のポイントを踏まえ、指定教科書以外の文献も用いながら、どの設題番号も1000~1200字でまとめております。※試験ではA評価をいただいております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■科目修了試験

    1.障害福祉の基本理念について~歴史的な変遷をよく理解すること。

     終戦直後の我が国は、障害者を施設に入所させて保護する施策を中心に行われた。1948年に国連で採択された「世界人権宣言」では、障害の有無に関わらず全ての人が自由権、平等権、社会権の保障について約束されており、翌年に身体障害者福祉法が成立した。日本の障害者福祉関連の法律として最初の障害者施策であり、貧困対策から障害者への福祉対策が分離された。また、1947年に制定された児童福祉法の主たる対象は、戦災孤児、浮浪児、貧困家庭児童で、知的障害児への福祉対策は保護収容し自立可能な訓練を行うことを目的とした施設の設置であったが、児童施設において18歳以上の障害者が増加する問題が出てきた。そこで、知的障害のある成人期の者への対策を児童福祉法とは別に独自に法制度化する必要性高まり、1960年に知的障害者福祉法が制定され、18歳以上の知的障碍者の入所施設を新たに制度化された。この法律制定において、我が国の障害者福祉における入所施設設置の推進政策の始まりであり、障害の種類に応じた福祉施策の展開や入所施設を数多くつくる施...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。