【明星大学:2015年度】英語科教育法1の1、2単位目レポート

閲覧数6,029
ダウンロード数136
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    2015年度の明星大学通信教育部、英語科教育法1の1・2単位目の合格レポートです。

    【講評】
    1単位目:
    非常によくまとめられています。

    2単位目:
    学習指導要領についての深い知識と理解が認められます。

    【課題】
    1単位目:
    江戸時代から現在に至るまで、日本における英語教育は、どのような教授法を用いて行われてきたか、その概要を述べる。そのうえで、英語教員になった場合はどの教授法を用いて授業を行いたいかを考えてその理由を説明する。

    2単位目:
    『中学校学習指導要領』・『高校学習指導要領』の中で、「外国語教育」(英語教育)はどのように扱われてきたか。「目標」、「授業時数」、「科目」名などに言及しながら簡潔にまとめる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1単位目

    江戸時代から現在に至るまで、日本における英語教育は、どのような教授法を用いて行われてきたか、その概要を述べる。そのうえで、英語教員になった場合はどの教授法を用いて授業を行いたいかを考えてその理由を説明する。
    日本における英語教育の教授法は、漢学や蘭学の教授法にその始まりを見出すことができる。英語学習は訳読を中心とした教授法が専ら採用されていた。漢学は素読と会読の2種類の学習を経て訳読を行っていた。素読とは「漢籍などを、意味を考えず、字だけを追って、声を出して読む」ことであり、会読というのは「幾人かが1カ所に集り、ある者が書物の内容を論じ、他の者たちが質問をする、いわゆる質疑応答による共同学習」であった。これを蘭学者は蘭学の学習に応用した。当初の英語教育は蘭学の影響が強く、その蘭学は上述のように漢学の影響を受けていたのである。しかし、当初の英語学習は声を出して読むことをしながらもあまり関係はなく、正確な発音もされずに訳解のみに重点が置かれていた。このような中で、外国人教師たちの影響によって「正則英語」と「変則英語」に教授法が分かれることとなる。正則英語は外国人の英語塾が始まり...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。