【佛教大学 通信課程 2015】  S0106教育社会学 第1設題

閲覧数1,263
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    本稿作成者は全課程修了済です。
    基本的にはテキストの内容をまとめていますが、 一部参考資料等からの抜粋、私見を含みます。
    ※設題内容をご確認の上ダウンロード願います。
    ※コピペ提出の危険性を十分ご理解の上で参考資料としてご活用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    S0106 教育社会学
    第1設題 
    学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べてください。
    1.学歴社会とは何か
     これまで日本では、学歴社会といえば「受験地獄」や「偏差値輪切り体制」などという言葉とともに用いられ、あまりいいイメージを持たれていなかった。それは、人間の内面的な「本来の資質」を考慮せずに「勉強ができるかどうか」という、うわべだけでその人を評価するという理不尽かつ非人間的な社会としての評価が多かった。戦後の日本では、一流の塾へ行き、一流の中学・高校を経て、一流の大学へ入る、そうすれば一流の企業に就職して、幸せな人生を送ることができる。つまり、よい教育→よい仕事→幸福な人生というようなサクセスストーリーを人々に強く植え付け、より高い学歴を目指す人々による欲求の強さと広がりが、教育における競争をかき立て、教育機会を拡大し、戦後日本の教育を形づくってきたのである。しかしながら、現在では、実際に一流大学を卒業し、一流企業に就職した人間がリストラや倒産で職を失う事態が頻繁に生じている。前述したような学歴社会というレールに...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。