教育社会学1

閲覧数1,265
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学歴社会とは何かを明らかににし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて、学力の視点から述べてください。
     本レポートは「学歴社会とは何か」と「学力の視点からの高学歴化」の二部構成とする。

    <学歴社会とは何か>(主に第2章)

     学歴社会とは「社会における社会的・職業的地位などの配分の基準として学歴が重きを占める社会」を意味し、「実力社会・能力社会」とよく比較され、その実現を阻害するもののように言われている。しかし実際には人の実力・能力を的確に測定することは難しく、実力・能力社会を実現している代表例として挙げられることの多いアメリカでも、前職での評価や推薦、過去の実績が重視され、単に実力・能力のみが評価されているわけではない。つまりアメリカでは日本における学歴にかわるものとして、そうした職業経歴が重視されているに過ぎず、日本では学歴に基づく潜在能力が、アメリカでは職歴に基づく即戦力が評価されている社会と考えることができる。よって真に実力・能力のみで評価を行う社会の実現は極めて困難である。

     では実際に学歴社会において学歴がどのように評価されているのかを明らかにするた...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。