我が国の福祉政策について、国際比較の視点から述べなさい(A判定/1600字)

閲覧数3,707
ダウンロード数25
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    社会福祉士養成通信課程の課題です。
    レポート評価A評価になります(A~Dの4段階中)。

    科目名「現代社会と福祉②」

    <ポイント>
    ①福祉政策の課題、②福祉政策の構成要素、③福祉政策と関連政策、④相談援助活動と福祉政策の関係

    <参考文献>
    ・社会福祉士養成講座編集委員会編『新・社会福祉士養成講座 第4巻 現代社会と福祉』中央法規、2014年
    ・厚生労働省編 『平成24年版 厚生労働白書」日経印刷2012年

    ※全文そのまま使用するのはご遠慮くださいますよう
    お願いいたします。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会保障を考えるにあたり、福祉国家を見るだけではなく、幅広く社会全体における福祉の生産・供給主体も含めて考えることが重要である。本稿では、社会政策学者であるエスピン‐アンデルセンが提示した「福祉レジーム」論を基に、先進諸国の社会保障を比較しながら、我が国の福祉政策について考えたい。

     エスピン‐アンデルセンは、「福祉が生産され、それが国家、市場、家族の間に配分される総合的なあり方」としての「福祉レジーム」の相違が、福祉国家の類型を決定するとしている(1)。福祉レジームの相違は、①個人又は家族が市場参加の有無に関わらず社会的に認められた一定水準の生活を維持することがどれだけできるか、②職種や社会的階層に応じて給付やサービスの差がどれだけあるか、③家族による福祉の負担がどれだけ軽減されているかの程度の観点から測定される。福祉レジームは、具体的には自由主義レジーム、社会民主主義レジーム、保守主義レジームの三つに類型化される。ここでは、①を「参加支援指標」、②を「平等化指標」、③を「家族支援指標」と整理する(2)。

    まず、アメリカ、カナダに代表される自由主義レジームは、機会の平等や個人の自...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。