S0104 教育方法学 第1設題 レポート 判定A【2016年対応】

閲覧数1,741
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    S0104 教育方法学 第1設題 レポート 【2014年対応】

    『OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。』

    ご参考になさってください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力とは、基本的には、PISA型読解力といわれるものである。それは、「みずからの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、かかれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」としている。ゆとり教育の目的を考えるならば、TIMSS型学力はともかくとしてもPISA型の学力が向上するはずだったのである。しかし、結果からわかるようにTIMSS型学力はほとんど変化がなかったものの、PISA型学力は大きく低下してしまった。

    元々、わが国の教育はその時代ごとの状況を反映して、系統主義的な教育と経験主義的な教育との間を行き来してきた。

     読み・書き・計算を中心とした系統主義的教育は、徹底した反復練習が必要なTIMSS型調査で測定される学力の育成することに重点をおいた教育であると考えられる。一方で、見る・聞く・話すことを中心とした経験主義教育は、思考力、判断力、生きる力において強調された問題解決能力を育成することが求められるPISA型調査で測定される学力の育成重点目標に定めている。

    ここで出てくる系統主...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。