M6106、R0113、日本語学概論  第2設題

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    M6106、R0113、日本語学概論 のレポートです。

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    「美しい」と「きれいだ」について、意味の類似点と相違点を述べなさい。
    本論では、『日本国語大辞典』に記載されている「美しい」と「きれいだ」の全用法をおさえ、形容する対象を比較することで、類似点と相違点を明らかにしたい。なお、両者の方言による語義は、本論では取り扱わないこととする。
    「美しい」の全用法

     本章では、『日本国語大辞典』における「美しい」の用法・用例を述べる。

    古くは、肉親に対する慈しみをこめた愛情についていったが、次第に意味が広がり、一般に慈愛の心についていう。かわいい。いとしい。愛らしい。この用法において、形容する対象は人になる。

    幼少の者、小さい物などに対してやや感傷的にいうことが多い。様子がいかにもかわいらしい。愛らしく美しい。可憐である。形容する対象は、幼い人や小さい物である。

    美一般を表わし、自然物などにもいう。美麗である。きれいだ。みごとである。立派だ。形容する対象は、大きさや年齢に関係なく、人や物、自然物一般など様々なものである。

    不足や欠点、残余や汚れなどのないのにいう。ちゃんとしている。きちんとしている。形容する対象は、文章や情報、仕事などである...

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