教育課程論設題1

閲覧数3,178
ダウンロード数30
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    設題:西欧の近代教育課程(論)の歴史的展開について、要点をまとめて述べてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題1、西欧の近代教育課程(論)の歴史的展開について、要点をまとめて述べてください。
     18世紀頃まで、子どもは親の付属物的な存在とされ、個人としての人権が認められていなかった。しかしその頃、コメニウスやルソー、ペタクロッチ、ヘルバルト、デューイなどの思想によって子どもを人格のもつ個人として認められる様になった。
     それぞれの思想等を見ていくと、まずコメニウスは17世紀の教育思想家であり、汎知学の思想家でもある。「近代教育の父」と呼ばれ、現在の学校教育のしくみはコメニウス構想に発するものである。彼の、「すべての人にすべてのことを教える普遍的技術」という理論のもと、教育は全ての人に必要であり、民主的な学校制度を主張し、発達段階に応じた教育の必要性を説いた。また、主著「大教
    授学」は、世界最初の教育学の体系的書物であり、またコメニウスの世界図絵では、「あらゆるものを学習者のできるだけ多くの感覚にさらす」という、感覚教授・直感教授の原理を具体化した。
     そして、スイスのルソーは、教育のみならず、政治・文学・道徳・宗教等で独自の論述を展開し、その後の思想家に多大な影響を及ぼした。教育論としては...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。