S0105 教育心理学 第1設題【2014】A判定

閲覧数1,476
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A判定を頂きました。

    象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。

     子どもの発達は連続した過程であり、その速度は一定ではなく、ある時期には急激に、またある時期には緩やかに進む。象徴機能とはどのようなもので、いつ頃発生するのであろうか。以下、象徴機能発生までの発達の過程を記し、教育との関連で大切な点を考えてみたい。
    1.乳児期
    乳児期において、赤ん坊は周囲の刺激を選択的にキャッチし、統合する知覚能力を利用し、感覚運動活動を通して認識を深めていく。そうしてやがてもののあり方と人の存在を結び付けた・・・

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。



     子どもの発達は連続した過程であり、その速度は一定ではなく、ある時期には急激に、またある時期には緩やかに進む。象徴機能とはどのようなもので、いつ頃発生するのであろうか。以下、象徴機能発生までの発達の過程を記し、教育との関連で大切な点を考えてみたい。

    1.乳児期

    乳児期において、赤ん坊は周囲の刺激を選択的にキャッチし、統合する知覚能力を利用し、感覚運動活動を通して認識を深めていく。そうしてやがてもののあり方と人の存在を結び付けた行為が現れ、生活社会において特有の言葉を獲得していく。こうした物事の認知能力や社会性の発達は、特定の人との愛着関係がしっかちと形成されてこそスムーズに展開する。また、新生児は1日の内、7~8時間は眠っており、昼夜関係なく短時間の覚醒を繰り返す。しかし、大脳皮質の発達、栄養摂取量の増大にともなって、覚醒による神経組織の興奮を維持できるようになり、睡眠・覚醒のパターンは徐々に変化していく。新生児期には外からの刺激に対し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。