佛教大学 W0853精神保健福祉援助技術各論第一設題

閲覧数2,427
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    評価B

    設題「医療機関を退院する精神障害者の地域生活支援に際して精神保健福祉士の役割について述べよ。また関連専門職種とのチームアプローチにも言及せよ。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    医療機関を退院する精神障害者の地域生活支援に際して精神保健福祉士の役割について述べよ。また関連専門職種とのチームアプローチにも言及せよ。
     精神科入院患者数は、「入院医療中心から地域生活中心へ」という国の精神保健福祉施策の転換により、度重なる法改正を経て、地域での支援資源が拡充してきたことにより、減少してきた。しかし一方で全国に約35万床ある精神科の病床数が減ることはない。そして、病状としては退院が可能な状態にあるにもかかわらず、退院後の受け入れ条件が整わない等の社会的な理由による社会的入院者がまだまだ多いという状況が続いている。
     主な退院阻害要因としては次のものがある。
     一つ目は患者側の要因である。帰る場所の喪失、在宅生活支援者の喪失、患者本人の退院意欲と生活技能の低下、病状不安定・病識不十分による服薬中断と再発リスク、長期入院による施設症化の問題である。
     二つ目は家族側の要因である。両親・保護者の高齢化、核家族化と世代交代、家族側の支援力低下、経済的貧困、患者の自宅への引き取り困難、患者の病状悪化時のトラウマの問題である。
     三つ目は病院側の要因である。乏しいスタッフ配置、職...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。