扁桃疾患患者の標準看護計画

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    資料紹介

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    扁桃疾患患者の標準看護計画
    扁桃炎
     一般に扁桃炎とは口蓋扁桃の炎症を意味し、急性扁桃炎・慢性扁桃炎・習慣性扁桃炎・病巣扁桃炎等に分けられる。これらは、レンサ球菌・ブドウ球菌などの感染によって起こるが、感染には、風邪・過労・気温の変化・物理科学的な刺激等が関連している。
     急性扁桃炎
    急性の炎症。全身症状も局所症状も強く現れることが多い。
     慢性扁桃炎
    急性扁桃炎の反復罹患による後遺症(小病巣が存続する)
     習慣性扁桃炎
    再三急性炎症を繰り返し(年4回以上の反復性の炎症)、組織の損傷と修復が反復して起こる。
     病巣性扁桃炎
    扁桃が原病巣となり、直接的には関係のないと思われる遠隔臓器に器質的あるいは機能的疾患を引き起こすもの。二次疾患として代表的なのは、糸球体腎炎、関節リュウマチ、掌蹠膿疱症などがある。
    扁桃肥大症、アデノイド
     口蓋扁桃の肥大は、内因的には副腎や性腺の発育不全等の体質に関係し、外因的には食事、環境等が影響するといわれる。年齢による生理的肥大と病的肥大との鑑別が重要であるが、概して、口蓋扁桃は6~8歳、アデノイドは早期に肥大し、6~7歳で最高になるといわ...

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