<2013>(明星大学)【初等社会科教育法】[PB2120]2単位目

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    資料紹介

    明星大学通信教育における2013年度の合格レポートです。少しでも皆さんのお役に立てたら光栄です。
    ○講評
     一般的に、児童の実態を事前に把握しようとする診断的評価と、観点別評価の基準に基づく形成的評価には絶対評価と相対評価の両者が用いられる。評価の個性化をめざす個人内評価は、一人ひとりを個人内差異(能力や特質、興味や関心など)に着目して、個性や長所を発見しつつ個人の変容を評価するところにその特徴がある。社会科本来の目的である、社会認識力と社会形成力を育て、「公民的資質の基礎を養う」ためには、この個人内評価を今後大いに活用し、指導と評価の一体化を図るべきである。

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    初等社会科教育法

    2単位目

    ○課題

    1.社会科教育内容の主体的知識化と問題解決力について、両者を培うためにはどうしたらよいか、具体的に論じなさい。

    2.初等社会科の指導計画作成の留意点とは何か、評価の意義およびその観点に関連し論じなさい。
    1.社会科において、主体的知識化と問題解決力の両者を培うためには、あらゆる「情報」を「知識」に構造化・個性化し、既存の知識を環境に適応させる営みにより、身の回りにある「情報」を操作し、自分に有用な系統的・構造的知識を獲得するための基本的・方略的な知識を獲得させることが重要になってくる。

     そのためには、過去の経験から得た一般的な知識であるスキーマを利用することが必要になってくる。また、環境情報を知覚すると、適切な反応が努力もなしに瞬時に生成される「体験的認知」や、情報を詳しく吟味し、これまでの経験や知識を総動員して、現在の状況に対応させるための「再構築」を行ったり、意識的に行動の選択を行う「内省的認知」も大切である。さらに、明確に言語化することができない知識、体験によって実践的に体得した手続き的知識や技能である「暗黙知」も必要である。

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