脳の構造と機能、脳血管疾患とその特徴及び障害。その障害が日常生活に及ぼす支障、その支障を受容し社会に適応していく過程で必要なソーシャルワークについて述べなさい。

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    資料紹介

    参考文献:新・社会福祉士養成講座Ⅰ
           人体の構造と機能及び疾病
           中央法規2011
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    脳の構造は、高次神経活動を行う大脳、全身の筋肉を調整する小脳及び脳幹に分けられる。大脳は、左右対称の一対の半球で中心部にある脳梁がその間を結んでいる。表面は大脳皮質という神経細胞の集中した灰白質で多数のひだと、溝がある。そのひだを脳回、溝を脳溝という。内部には大脳髄質という神経線維の集まった白質である。左右の半球ごとの部位により前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉に分かれている。大脳後部のすぐ下にある小脳も左右対称で表面は灰白質の小脳皮質、内部は、白質の小脳髄質に分かれている。大脳と脊髄を結合する脳幹は間脳、中脳、橋、延髄からなる。間脳には知覚神経の中継基地である視床や、自立神経の中枢であるとともに、ホルモン産生の場でもある視床下部などがある。脳の機能は大まかには左右に局在し、左右対称の身体の活動を統合、協調させる基本的な中枢で、脳には多くの異なった部位があり、それぞれが異なった機能を統制している。その脳の血管が詰まったり破れたりして起こる疾患を脳血管疾患といい、脳梗塞や脳出血をさす。脳梗塞は脳の血管が血栓によって詰まり、そこから先への酸素や栄養が供給されなくなり、脳の組織が破壊されてしまう...

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