経済学(インフレーションとスタグフレーションについて)

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    「インフレーションとスタグフレーションについて」
     インフレーションとは、物価が長期にわたって上がり続ける現象である。インフレが最近で最も問題になったのは、石油ショック後の1973年で、1年間に物価が20%近くまで上昇した。この年、石油ショックなどの影響もあり、日本の物価は激しい勢いで上昇した。第二は、為替制度が固定相場制から変動相場制に移行したこと。日本の通貨である円の為替レートは日々の変動にさらされることになりました。

     インフレの時には、物価が上昇すると同時に労働者の所得も商品生産コストの一部なので増加する。しかし、インフレになる前に蓄えた貯金については、物価が上がると実質的な価値が減少してしまう。つまり、物価が20%上昇した場合、今までの貯金の価値が20%下がるということになる。そのため、インフレは、退職した高齢者の年金生活に大きな経済的な打撃を与える。インフレによって消費や投資が減少すれば、経済全体の景気を悪化させる。

     デフレーションとは、インフレとは逆に、物価が長期にわたって下がり続ける現象である。日本では、バブル崩壊後の1990年代末からデフレが起こっているといわれ...

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