イギリス文学史Ⅱ 分冊1

閲覧数1,551
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日本大学通信教育部 課題1のA判定合格レポートです
    。課題課題に忠実によく学ばれています。何よりもご本人の熱意が伝わってきます。結構でした。とのおほめを頂きました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    イギリス文学史 Ⅱ

          0412(分冊1)
    18世紀末、ヨーロッパでは政治的に革命の時代であった。アメリカ独立戦争やフランス革命は、独立と自由と平等とを求める運動であるが、特にフランス革命は広くヨーロッパ諸国に影響を与え新しい時代の到来を人々に強く期待させるものであった。しかし残酷な恐怖政治、ナポレオンの台頭、軍人独裁政権の樹立等はその期待を裏切り、革命の原理に不振の念を抱かせ、保守反動へと傾斜させた。したがって、ロマン派と呼ばれる詩人達にも先の時代に生き、革命の熱烈な信奉者から保守主義者に変わっていった者達と、19世紀の政治的反動の中で成長し、抵抗こそが必然的勢力となった者達とが存在した。この政治的立場の異なる両者に深く共通するものが想像力(imagination)に対する強い信念であった。

    ところで、17 98年から19世紀初頭の30年間は英文学史上のロマン主義の時代と呼ばれているが、それは17 98年にWordsworthとColeridgeの共同詩集「抒情民謡集」が出版された為で、この画期的な詩集はロマン主義の最初の狼煙であるといえ、またこの時代は何よりも詩の時代、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。