相談援助の理論と方法②

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    資料紹介

    通信教育、レポート評価A(A~D判定中)のものです。
    参考文献は中央法規2009などです。
    文字数1579字程度です。
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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ストレングスモデルは端的にいって、ソーシャルワーカーが支援課題をとらえていこうとするときに、「強さ」や「能力」に焦点を当てようとするモデルであり、「豊かな能力、活力、知恵、信念、確信、望み、成長、可能性、自然治癒力など現在から将来に至るまでの強さに着目し、それらを引き出し、活用して問題を解決しようとする」支援観でもあると理解することができる。その際、ストレングスが複数形で表現されているように、個人のみならず、グループや地域社会・コミュニティ、つまりクライエント個人にとっての外部環境の「強さ」にも複数的に着目していくことが期待されている。また、その過程のなかで、ソーシャルワーカーが自らのストレングスに気づくことも重要な点である。

    ストレングスモデルは、戦術した生活モデル同様、治療モデル、つまり病理や欠陥に着目し、問題の原因を特定しようとするモデルへの批判、限界を打破しようとするなかで生成されてきたモデルであるが、その治療モデルとの対比を意識してストレングスモデルの特徴を整理するならば、治療モデルがクライエントを「対象」としてとらえようとするのに対し、ストレングスモデルは「主体」としての...

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