現代社会と福祉①

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    資料紹介

    通信教育、レポート評価A(A~D判定中)のものです。
    参考文献は中央法規2009などです。
    文字数1576字程度です。
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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    福祉政策とは社会政策の一種である。福祉政策の役目とは、福祉サービスを必要とする人々に対して福祉サービスを提供する事になる。

    しかし、社会福祉の専門用語の中には、一般の人々が理解することが難しいカタカナ語が多い。例えば、社会福祉学において最も基礎的な概念の一つである必要という概念も日本語化されておらず、ニードやニーズといったカタカナ言葉で表現される事が未だに多いのである。

    確かに、外来語にはこれまで日本になかった事物や思考を表現する言葉として、日本をより豊かにするという優れた部分もある。しかしその一方で、多用すると円滑な伝達が出来ないという障害となる面も出てくる。つまり、福祉政策においてはニーズやニードというカタカナ言葉を用いずに、必要という言葉を使うべきなのである。

    その必要という概念を明確化する上で有益な類似概念は、需要である。そのため、社会政策を考える場合には、必要と需要を区別することが重要となる。何かが必要であるという時には、何らかの望ましい状態というものが想定されており、その状態の中で何かが欠けているために実現出来ないということになる。すなわち、必要という言葉には欠けてい...

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