肋骨説明文

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    資料紹介

    作業療法士を目指してます。骨格の部位の名称を覚える為にこのテキストデーターを携帯に入れて時間が有る時に手軽に見ています。同じような学生さんがいましたら役に立ててください

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    資料の原本内容

    ●肋骨
     胸郭の側壁をつくる、12対の弓状の長い骨です。
     本来は軟骨ですが、後部は骨化して肋硬骨になり、前部はそのまま肋軟骨として残ります。
     真肋:第1〜7肋軟骨は直接胸骨につくため、真肋といいます。
     仮肋:第8〜12肋軟骨は直接胸骨につかないため、仮肋といいます。
     遊離肋:第11・12肋骨は胸骨と連結せず、遊離しているため、遊離肋といいます。

     1.第1〜10肋骨
      ○肋骨頭:肋骨の後端で、胸椎体と関節します。
      ○肋骨頭稜:肋骨頭にあり、胸椎体との関節面を上下に分けます。
      ○肋骨頸:肋骨頭に続く部分です。
      ○肋骨結節:肋骨頸の外側端の突出で、関節面と粗面からなります。
      ○肋骨結節関節面:胸椎横突起と関節します。
      ○肋骨結節粗面:外側肋横突靱帯がつきます。
      ○肋骨体:前方に向かって彎曲した部分です。
      ○肋骨角:肋骨体で最も強く彎曲した部分です。
      ○肋骨溝:肋骨体の内側面下縁にみられます。肋間動脈・静脈・神経が走ります。
      ○前斜角筋結節:第1肋骨体上面中央にある小隆起です。
      ○鎖骨下動脈溝:前斜角筋結節の後部にある溝です。
      ○鎖骨下静脈溝:前斜角筋結節の前部にある溝です。
      ○前鋸筋粗面:第2肋骨の外面中央部にあります。

     2.第11・12肋骨
      ○肋骨頸:肋骨頭に続く部分ですが、第11・12肋骨では不鮮明です。
      ○肋骨体:第1〜10肋骨に比べて、彎曲は弱く、肋骨結節や肋骨溝を欠きます。

    3.肋軟骨
      ○第1〜7肋軟骨は直接胸骨につき、第8〜10肋軟骨はすぐ上の肋軟骨に連結します。

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