(教科)国語(書写を含む) 第2分冊 2012

閲覧数1,704
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ①仮名はどのように成立し、ローマ字の使用とも相まって文字体系に影響したのかについて要約し、述べていく。
     万葉仮名について述べていく。漢字は中国から渡来したものであるために、日本語として表記するのには多くの困難があった。そのために、漢字を表意文字として使う他に、表音文字として使用したのである。仮名とは仮の文字の意味であり、万葉集に多く用いられたために万葉仮名と呼ばれた。万葉仮名は音を表すことが主であり、意味の細かい区別を示す必要がないことから、多種多様な漢字も自然に淘汰され、種類も限られ、書きやすい単純な自体の漢字が選ばれるようになり、平仮名・片仮名の発生の要因になっていく。しかし、現代でも特殊な場合に用いられ、デパートの「宝利出市」、駅の「護美箱」などがある。
     平仮名について述べていく。漢字を日本的に使用した万葉仮名を和歌や消息を書き記すために草書体にくずした「草仮名」が生じる。草仮名をさらにくずして簡略化して生じた文字が「平仮名」である。平仮名は漢字の不便を補うために、日本人が日本語を書き記すために作った純然たる音節文字である。
    片仮名について述べていく。片仮名の源流となっている...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。