【聖徳大学】日本の宗教と文化Ⅰ 第1課題[A評価] + 試験対策[S評価] ※当該科目は課題1つ

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    資料紹介

    ■第1課題 第1設題 A評価
    教科書『日本の宗教と文化Ⅰ・Ⅱ‐仏教と女性‐』及び参考文献を読み、各自興味を持った事柄についてテーマを設定し論ぜよ。
    テーマ:律令制と官尼の衰退
    [講評]
    ・律令制と官尼の衰退をトリガーに「社会と宗教」という更に大きなテーマに結び付けて論述されている点を高く評価できる。
    ・序論において、具体的に本論の内容に関する問題提起をしておくとなおよい。

    ■試験対策 S評価
    論述の対策文 全1問
    ※経年による傾向の変化は自身で確認のこと

    ■参考文献
    『日本の宗教と文化Ⅰ・Ⅱ‐仏教と女性‐』松下みどり 聖徳大学通信教育部
    2005年10月1日
    『仏教の中の男女観』植木雅俊 岩波書店 2004年3月19日

    ■備考
    資料は試験対策の内容を確認いただくため「試験対策→第1課題」の順に記載。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■試験対策
    「仏教と女性」について性差別の観点から論じなさい。
    (次の言葉を必ず使用すること。「変成男子、空の思想、尼」)
    (1)仏教パラダイムが女性差別的であるという指摘がある。
    (2)まず指摘にあがるのは女人五障説だ。
    (3)女性は生まれながらにして梵天王、帝釈天王、魔王、転輪王、仏になることができない、即ち成仏できないと示す説である。
    (4)同じく直接的な女性差別をするものに三従説がある。
    (5)女性が幼少期は親、結婚後は夫、老年期は子に従うべきと示す説である。
    (6)両説について、それ自体が女性差別的であることに異論はない。
    (7)これらの女性観を克服する論法として、大乗仏教には二つの方向性が見られる。
    (8)一つは『法華経』や『無量寿経』に見られる変成男子説だ。
    (9)男性への変化により女性でも成仏が可能と示す説である。
    (10)しかし、女性のままで成仏できないのでは根本的解決にならないとの指摘も多い。
    (11)二つ目は『維摩経』などに見られる空の思想だ。
    (12)あらゆるものの本質は空(実体なきもの)であるとし、性差を無化する説である。
    (13)本説自体は女性差別を否定す...

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